スポーツ大好き

  • 投稿日2018年05月9日

 突然ですが、私はスポーツが大好きである。スポーツにはドラマがあり、感動があり、そこには小さな社会があり、いろんな事をたくさん学ぶこともできます。何より、やるほうも見るほうも素直に楽しいのです。

 平昌冬季オリンピックが幕を降ろしてだいぶ経ちますが、平昌冬季オリンピックで日本の選手団は、長野オリンピックの時を大きく上回る過去最高のメダルを獲得する大活躍を見せてくれました。選手達の活躍を見て、日本中で多くの子供たちが明日のオリンピック選手を夢見てスキーやスケートやカーリングを始めることでしょう。また、年齢を問わず、多くの人達の気持ちを前向きにしてくれたことでしょう。中には、一歩を踏み出すきっかけを得た人もいるでしょう。多くの人の心がモチベートされたことによる社会的・経済的な効果は大変なものだと思います。  

 オリンピックでは常人の域をはるかに超えたレベルの競技はもちろんですが、オリンピック出場までの歩み、スタートを待つ選手の真剣な目線、試合後の表情と言葉に深く心を打たれました。怪我と闘いながら男子フィギュアで66年ぶりの二大会連続金メダルを獲得した羽生結弦選手、女子スピードスケートで初の金メダルを獲った小平奈緒選手、同じく金メダルを取った女子パシュートのチーム、女子マススタートで金メダルを取った高木菜那選手については、試合後の談話が特に多く報道されていました。言い出したらキリがありませんが、たくさんのスポーツから、多くの笑顔と感動を頂くことができたと思います。 道を極めた人の言葉には年齢や人生経験を超えた深みがあります。中でも最も印象に残ったのは、小平奈緒選手の言った「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」というガンジーの言葉です。さすが、恐るべしです(汗)。このような言葉を胸に日々自身と向き合い続けた末が、金メダルとレース後の韓国の選手をリスペクトしたあの「神対応」に繋がったといえると思います。

 私は、幼少期の6歳から大学時代までサッカーをやり続けていましたが、学生時代はとにかくサッカー三昧で、この時の経験が今の自分の大部分を作っているような気がします。開業当初はランニングなどで運動不足を解消していましたが、現在は高校のサッカー部の大先輩の何気ない声掛けで、年甲斐もなく40歳を過ぎてまた、熊本県シニアリーグ(over-40)でサッカーをやっております。  とにかく世代を超えた仲間たちと、スポーツを通じて交流できることは本当に幸せなことだなぁと痛感しています。これからも、適度に身体を動かし、そして観戦し、いろんな刺激を受けながら愉しみたいと思います。

 我がクリニックでは、松岡修三の日めくりカレンダーをスタッフの目に付くところに置いてあります。ポジティブで熱いコメントが面白おかしく載っていますが、日々の診療においても生かされている部分は多々あり、チームとしての「目標:For the patients」を共有し、協力しあい、お互いに感謝し、みんなで達成できる喜びを常に感じれるチームでありたいと思います。

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院長 三隅 賢祐

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