知られざる歯を失うことによる身体への影響

  • 投稿日2016年05月25日

食べ物が食べにくくなる事により栄養バランスが崩れます。
歯の本数が減る事により、三大栄養素やビタミンなども摂取のバランスが崩れます。
では実際、どういう変化をおこすのでしょうか?

 

結論からいうと、ほぼ全ての栄養素の摂取量が減るという事です。

 

逆に、摂取量が増える栄養素があります。
それは糖質(炭水化物)です。
では、なぜ糖質の摂取量が増えるのでしょうか?

 

理由は、歯が減った事により、食事が柔らかい食べ物中心となってくるからです。歯の本数が減れば、かみ合わせの力や噛み合う面積が減ります。それに伴い、今まで普通に食べていたものが食べにくくなるのです。

 

今、歯がある方には感じにくいかもしれませんが、もしあなたの歯が5本・10本・15本と、どんどん歯が無くなったことを想像してみて下さい。

 

今と同じような食事が可能でしょうか?
買ったばかりのハサミと、使い続けて刃こぼれしたハサミでは同じようにスムーズに紙が切れないように、歯もとても咬みにくくなります。

 

結果、軟かい物を好むようになりそして糖質の摂取量が増えて他の栄養素は減ってしまうのです。

 

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そんな食事の偏りによって、次に起こる問題は

メタボリックシンドロームや生活習慣病の助長です。
他にも、咬む回数が減って脳の刺激も減り認知症のリスクも上がります。
糖尿病、動脈硬化、誤嚥性肺炎、早産の原因となることが明らかになり、歯周病が単に口の中だけでなく全身の健康を脅かす病気であることが分かってきました。

 

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その結果総医療費(医科も含む)が増えてしまうという事実があります。歯を失う事は、これほどまでに体全体まで影響しているのです。

 

この様に、歯がなくなることはあなたの生活、あなたの人生に深く関わり、一緒に失われるものは予想以上に多いのです。

 

おそらく、ここまでのお話を読んで、できれば長く残したいと思われてると思います。
では、実際に歯の寿命をのばす事は可能なのでしょうか?

カテゴリ:コラム