スウェーデンティスト認定医 取得
- 投稿日2021年03月15日
こんにちは。 まだまだ新型コロナで普段通りの生活には戻れていませんが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私事ですが、コロナ禍ではありましたが、予防歯科先進国であるスウェーデンのイエテボリ大学のピーター・リングストロム教授とタフツ大学のステファン・レンバート教授が会長・副会長を務めている「日本スウェーデン歯科学会」の認定医を無事に取得することができました。
スウェーデンでは実に90%の国民が定期的なメンテナンスの為に歯医者に通っているのに対して、日本では国民の5%に満たないのですから驚きです。その結果、スウェーデン人は80歳で平均25本の歯が残っていますが、日本では同じ80歳で平均8本しか残っていないのが現状です。
歯周病は歯を失う主な原因のひとつでもあります。歯周病が原因で歯を失った人は全体の40%以上にものぼります。歯周病は気がつかない間に年齢と共に悪化し、40歳以降、急激に歯が失われる原因となっていきます。 日本で70歳以上のシニアの方を対象にしたアンケートで、健康面で後悔している事のトップが、「歯の定期健診をちゃんと受けていれば良かった」でした。
当院では、患者様の口腔内の状況を少しでも長くよりよい状態でいられるよう、今後も予防歯科先進国のスウェーデンの最新の情報と技術を取り入れながら、予防処置やメンテナンスにも力を入れて頑張っていきたいと思います。
院長 三隅 賢祐